食べるの大事

社会人になるなり、いきなり出張でホテル暮らしの息子。

食事はどうしてるのかな？と思って聞いたら、

そりゃそうですよね。ホテルですもん。

ホテル内にレストランや喫茶店もあり、目の前にはコンビニもあって、食べるのに困るわけではないけれど。

え？

買ったんだ。

（いや、学生の時のアパートから持って帰ってきた炊飯器がうちにあるだろ、いるなら送ったのに、と言ったら１合炊きを買ったそうな。確かにホテルで５合炊いてもですね…。）

びっくりしましたが、内心ホッとしました。

ご飯を炊いて、インスタントみそ汁を添えれば一食になりますから。

ほんとはちゃんとしたみそ汁を食べてほしいところですが、さすがにホテルでそれはハードルが高いでしょう。

それでも外食オンリーよりはずいぶんいいはずです。

我が子ながらあっぱれ。自炊バンザイ！

聞けば大学の時の運動部の合宿では、ごはんはしっかりと量を食べますが、あとはみそ汁と缶詰や野菜炒めなどで、スポーツドリンクや砂糖類の甘いものは禁止だったそうな。食費もかなり抑えられていたようです。

ん十年の伝統ある部だそうなので、ある程度スパルタなのでしょうが、想像以上にシンプル・イズ・ザ・ベストだと感じました。

そう、日本に住む日本人なら、ご飯とみそ汁が基本です。

それが1日中激しい運動を何日もするような時でも、あるいはそんな時だからこそ、有効なのでしょう。

伝統として続いているということは、必要にして充分だということが経験的にも認められているのだと思います。

息子は部活でいいこと教わった、とありがたく思いました。この基本を知っていれば、今後大きく間違えることはないと思います。

ただ、ご飯に安いレトルトカレーをかけて食べているらしいのはちょっと気になりますが。

ちなみに、合宿が終わった時、禁じられていた甘い飲料を飲むんだそうですが、この時にカロリーゼロの人工甘味料のコーラを飲んでも甘味は感じないそうです。

きっと、目いっぱい運動した身体は、人工甘味料がエネルギーにはならないことを知っているのでしょうね。

お読みいただきありがとうございました。

ではまた。^_^