50代、簿記3級に挑戦!その5 過去問だ!

ペンギンさんの無料サイトを一通り終えたのが1月半ば。

基礎を一通り押さえたら、あとは過去問で実践練習。試験の王道です。

残念ながら、日商簿記検定試験の過去問はネット上にはないそうなので、ここは書籍を購入します。

問題集選び

楽天ブックスから『スッキリとける日商簿記3級過去+予想問題集』(TAC出版)を購入。

過去問6回分と予想問題3回分と、新傾向問題からなる問題集です。

過去問12回?分とかいう問題集もあって、ちょっと迷ったのですが、次の2つの理由からこちらにしました。

1.2019年6月に試験範囲の改訂があって、新内容での過去問は4回分しかない。(問題集には3回分)

つまり、それ以前の過去問は旧内容だということです。クレジット決済や消費税などが加わって、かなり変わっているようなので、旧内容の過去問がたくさんあってもあまり意味がないと思いました。

それよりは、予想問題や新傾向対策問題がある方がいいかな、と。

2.時間があまりない。

試験本番まで1ヶ月半を切っています。1回2時間(当時。現在の試験時間は1時間)の過去問が12回分あっても、1周もできるかどうか。

受験生は問題集3周、と何かで聞いたような気がします。確か友達の子の中学受験だったような。

(自分の高校、大学受験の時にはそんなこととはつゆ知らず、もちろんやっていません!)

最低1周はしたい、となると、たくさんあってもやりきれない。

というわけで、この問題集を選びました。

今どきの問題集

届いてみると、あら、おなつかしい!6年前、gaccoの簿記講座でお世話になったネコのゴエモンくんがいるじゃないですか。

しかし、ゴエモンは覚えていても、勘定科目を忘れていては(50代、簿記3級に挑戦!その1)、いったいあの時学んだのは何だったのか…。(簿記だったはず…。)

気を取り直してお勉強。

驚いたのは、付録みたいな簡単なとじ方の別冊が過去問で、本体は全部解答編だったこと。それが全体の2/3ほどです。残り1/3が過去問と答案用紙。

私の若い頃は、問題集と言えば、解答なんて後ろにちょちょっとついているものばかりだったと記憶しています。

「わからない時は解答がくわしくないと意味ないよなぁ」

と、昔から思っていたので、これは世の中が進化して良くなったんですね。きっと。

しかし、昔の若い人の私は、つい問題を見ようとして本体を見たり、解答を見ようとして薄い本を手に取ったりしてしまいます。

恐るべし、古き習慣❗️

どこから解くか?

平日は2つのパートを掛け持ちしています。どちらもそれほどハードではないものの、時間は確実に取られます。

なので、過去問はできれば土日に時間を計ってやる、平日は時間を計らない新傾向対策問題をやる、としました。

本番までに1周はできそうですが、時間的に微妙なので、重要なものから先にやることにします。

まずは一番新しい過去問に取り組みました。

合格点は7割で、それはどうにか超えました。

時間も、予想していたほどきつくありません。どうかすると30分くらい見直す時間が取れます。

決して作業が早い方ではない私にはうれしい限りです。これはやはり、最後の2時間の試験の今回がんばるしかない!

しかし、基礎的な理解が足りなくてミスしたり、うっかりミスしたりで、まだまだだ、と思いました。

解答解説を読み直して納得しつつ、先へ進みます。

さかのぼるようにして過去問を解きますが、回によって難易度に差があるようです。

合格率も、回によってけっこう違います。

こればっかりは運次第ですね。

とりあえず可能性はあるので、この調子でがんばろう、と思いました。

土日に時間が取れなかった時は、1時間ずつ2日に分けて解きました。本番風ではないけれど、そこは臨機応変に、ですね。

目的を見失わないように…

資格取得そのものよりも、簿記の考え方を理解するのが目的なので、合格点だからと安心せず、できるだけまちがえないように、間違えたところはちゃんと理解するように心がけました。

そうそう、時間短縮のための略記、とでもいいますか、下書きの仕訳を簡単に書くことは、ネットでも紹介されていましたが、私もやりました。

現金 → C

当座預金 → 当よ 

売掛金 → う×

所得税預り金 → 所あず 

等々、自分でわかりやすい略語を作って下書きに使います。答案に書いたらダメですよ、念のため。

金額の下3けたの0を省略することもおすすめされていましたが、それはしませんでした。

まれに100円、10円単位の数が出てきて混乱する恐れがあるし、ゼロ3つくらいは書いてもそれほど手間じゃない、画数の多い漢字を省略するだけで効率は充分良くなる、と思ったからです。

実際、その程度でもなんとかなりました。

あとは、試算表や精算表にいきなり仕訳を書くのもやりました。混乱したり、取り違えたりしなければ有効かな、と思います。

このへんの裏技も、Google先生、YouTube先生から教わりました。

頼りになります!

過去問、予想問題、並行して新傾向問題を解いていき、最終的には1周半といったところで本番を迎えることになりました。

おおむね合格点は超えられましたが、予想問題の一つは何だかやたら手間取って時間切れだった上、点数も7割を下回ってしまいました。

うーん、という感じでしたが、こんなややこしいのは出題確率は低い、と思うことにしました。

お読みいただきありがとうございます。

続きます。^_^

 

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